「笑顔のために夢中になる」最優秀店舗賞を2度受賞したランドジャパンの成長の秘訣

福島県郡山市に拠点を構えるランドジャパン有限会社 代表取締役 橋本 真一氏にインタビューさせていただきました。
「地域で一番必要とされる企業」を目指す橋本氏に、従業員の方々への思いや不動産業界に望むことについてお伺いしました。

成長のきっかけとなった出会い

Q.この業界に入ったきっかけをお聞かせください

15歳から19歳までは歌手として芸能活動をしていました。大学進学と同時に歌はやめて、就職に有利だということで宅建を取りました。そこから宅建の講師をやったり士業の資格を取得したりと、不動産一筋でした。元々地元に恩返ししたいという思いがあり、5年の実務期間を経て28歳のときに郡山に戻り、不動産鑑定士業と不動産業を同時にはじめました。

Q.どのようにして今のような大きな企業になったのですか

段々と相談業務が増えたので事務員を募集したら「家族を幸せにしたい」という男性が応募してきたんです。その一言に感銘を受け、彼のためにも絶対に会社を大きくするぞと決心しました。そこから安定している士業ではなく不動産業に力を入れてゼロからやっていきました。

彼は今でもうちの大切な社員の一人です。もちろん彼を含め、人との出会いは自分にとって大きく影響していると思います。末松さんとの出会いも会社を大きくする契機になりました。今では1年間で55名もの応募があり、不動産がやりたいわけではなく「ランドジャパンで仕事をしたい」という人が増えたのでとても嬉しく思います。これからも業種問わず仲間が集ってくれることを望んでいます。

従業員への想い

Q.ピタットハウスの最優秀店舗賞を二度も受賞され、他にも多数受賞されていますね。仕事をする上で何を心がけていますか

何より社員に楽しく働いてもらえるように心がけています。「笑顔のために夢中になろう」というキャッチコピーのとおり、皆がお客様の笑顔のために楽しく接客してくれています。そのために一人ひとりに合わせた目標を立てて評価するようにしています。売上や従業員数が多いところは他に沢山ありますが、我々が評価されたのは前向きにチームで一歩一歩前を向いている姿だと思います。これは末松さんの支援のおかげです。

特に、成功している会社を訪問した経験がとても良い刺激になりました。同じ悩みを持つ社長同士でディスカッションすることで得たものを自社で協議して組み立てていくのですが、その過程が楽しいですし結果に繋がります。末松さんからの指摘をどう浸透させていくかを常に考えて現場に伝えていきたいです。

Q.YouTubeをはじめた経緯を教えてください

最近はYouTubeやSNSで物件の動画を掲載している不動産会社がたくさんいますが、会社自体の動画を上げているところは少なかったのではじめました。年1回のキャンプ会やその他にもみんなで和気あいあいとしている様子をそのまま動画にしようと考えました。そうすることで、同業者や入社希望者が見てくれるようになりました。

動画を掲載するようになってからは、社員が楽しんでくれたり、ここで働きたいと言ってくれる人が増えました。そうやって楽しんでいる社員のところにお客様が集まってくれているのだと感じています。

 

全管協総研への要望

Q.全管協総研に求めていることはありますか

悩んでいる人を掘り起こして、業界を明るく照らしてくれたら望ましいです。

不動産業者のコンサルティングがあることを知らない方や、自分は小さい会社だからといって諦めている方が多いと思います。そんな方々も是非意見交換会や他社訪問を通して同じ悩みを抱えている会社同士で交流してみるべきです。

私自身も他社を見に行った際に壇上で話している末松さんと出会い今に至るので、同じように成長する会社が増えてくれたら良いなと思います。不動産業界の業績を上げて、誰からも好かれる業界になってくれるよう願っています。

今後の野望

Q.今後の野望を教えてください。

「地域の信頼度」と「社員の満足度」をNo.1にすることです。そのために入居率95％以上をキープして管理戸数5000戸を目指します。また、残業ゼロかつ週休３日制で労働生産性を3000万円に上げたいです。そして、働き方改革をして業界のイメージを向上させたいです！

ありがとうございます。実現できるよう、これからも尽力してまいります！