神奈川県を代表する不動産会社青木ハウジング株式会社の代表取締役を務める青木博昭氏にインタビューさせて頂きました。地域に強い不動産屋さんを目指す青木氏に仕事での心がけやメディア活動についてお話をお伺いしました。

会社を辞め独立、0からの再スタート

Q.まずはこの業界に入ったきっかけをお聞かせください。

ガソリンスタンドで働いていたときにお客様として来ていた不動産屋の社長にスカウトされたことがきっかけです。生活は保障するからうちに来てほしいと熱望されて入社しました。

そこで不動産営業について勉強させていただき、一身上の都合により退社しました。
その後、自分でやるしかない!という思いで必死に準備をして約2か月後に開業しました。

(下写真:現在の店舗)

 

Q.そこからおひとりで今の青木ハウジングになるまでにどのようなことをされましたか?

開業当初は本当に0から始めたので不安でしたが、前の会社の社員やお客様など前職の人との繋がりが私を支えてくれました。本当に嬉しかったです!
私は寂しがりやで人が離れていくのが嫌なんです。必死になってお客様の要望に応えようとするとお客様の満足度が上がって、他の方に紹介してくれて、またその方のために頑張る。そうして応援したいと言ってくださるお客様が増えていきました。今の店舗になって届いたお祝いの胡蝶蘭は、開業当初に比べてかなり増えました。

何をしてほしいのか、どうなりたいのか、それを聞き出すとお客様の満足度が上がります。一般的な営業マンは自分がやっていることを押し付けると思いますが、そうではなくて求めていることを聞いて相手に寄り添ったアプローチしていくことが重要です。また、管理だけではなく税法や法律についての話題にも対応できるように幅広い知識も必要だと思います。

(下写真:オープンした際に送られた多くの胡蝶蘭)

 

メディアを活用したブランディング

Q.CM展開などメディア露出に力を入れるようになったきっかけをお聞かせください。

私は心から信頼している人からの紹介やアドバイスはすぐに実行することを心がけています。メディアの活用も信頼している人からやったら面白いんじゃないかと紹介されたのがきっかけです。
CMを打ち始めてからは大手だと思われたり「あの青木ハウジングさんですよね?」と言われたりすることが増えました。そこから、うちにもぜひ出てほしいと様々なメディアに声をかけられるようになりました。お客様にはこの人に任せたら安心と思っていただけているので、ブランディングの効果を感じています。新聞や雑誌の取材を受けたり宅建の講師をやったりしているのも、ブランディングの一環です。

今後の野望

Q.今後の野望を教えてください。

今後の野望は「稼ぐ」です!
そのために管理に力を入れたいです。管理はお客様が離脱しにくいのでしっかりフォローしていきたいです。あとは新卒採用にも力を入れていきたいです。街の不動産屋さんは新卒採用をあまりしない傾向がありますがそれではだめだと思います。後輩がいると先輩としてのモチベーションが向上するので、継続的に新卒採用をしていこうと考えています。

 

全管協総研への要望

Q. 全管協総研へ求めているものは何ですか?

社員教育です。我々は総務省の年間平均よりもはるかに大きい額を投資しています。教育に投資したくないところが多いと思いますが、そういう風に扱われると社員は期待をされていないと感じてしまって辞めてしまうんです。だから社員を教育して成長させたいと考えています。

末松さんはよく洞察してこちらのニーズを組んでくれます。それを成功に導いてくれるのが彼のすごいところだと思います。末松さんと出会ってから、提案されたことを受け入れてすぐに実行するようになりました。やりたくないことを提示されてもやらないよと反抗する人が多いと思いますが、それを素直に受け入れることが成長に繋がります。あとは他社を見るようになりました。成果を上げているところを見ていると良い刺激を受けられるし、学ぶことが多いです。

ありがとうございます。これからも宜しくお願い致します。

お話を伺った方

青木ハウジング株式会社 代表取締役 青木博昭氏

神奈川県の中山で19年間にわたり地域に根差した不動産業を展開。「町の不動産屋」を掲げる青木ハウジングで代表取締役を務めながら、講師やメディア活動など多岐にわたり活躍されている。